社長挨拶
サステイナブル社会の実現を目指して
道路・鉄道の橋梁やトンネルなどのコンクリート構造物は、社会基盤施設として市民社会を支えてきました。 丈夫で長持ちするコンクリート構造物によって社会は健全な姿を保つことができます。 しかし、コンクリート構造物は、供用期間中に種々の因子によって耐久性や耐荷性能を含む各種性能の低下が引き起こされ、 早期劣化や老朽化等が顕在化し、使用者や周辺の人々の安全性が危惧される事態をまねいています。
コンクリート構造物の健全性を保ち長寿命化を計り、サステイナブルな社会を実現するためには、 適切な維持管理が必要とされています。維持管理とは、構造物の供用期間において、 構造物の性能を所要の水準以上に保持するための全ての行為と定義されていますが、 近年、その重要性が益々クローズアップされてきています。
そのような時代の中で、「丈夫で、美しく、長持ち」するコンクリート構造物を実現するために、 2013年7月「株式会社CORE技術研究所」を設立しました。おかげさまで創業以来今日まで順調に発展することができています。 創業時から掲げている私たちの使命は、コンクリート構造物に代表される社会基盤構造物に対して適切で有効な診断を行い、 最適な解決策を提案することであります。
また、サステイナブルな社会を実現するという目的を掲げ、私たちの培ってきた高度な技術力を世の中に広め、 技術開発・革新を強く推進していくことにより、社会に貢献したいと考えています。 これは、SDGsのNo.9【産業と技術革新の基礎をつくろう】No.11【住み続けられるまちづくりを】に 対する積極的な取り組みとしての成果に繋がるものと考えています。
2020年新型コロナウイルス禍により社会が大きく変わるなか、会社組織における働き方を含む運営方法が転換期を迎えています。 我が社は、人工知能:AIや情報技術:ITシステムやデータを活用・駆使しデジタルトランスフォーメーション:DXで サービスの向上および技術の革新を実現することを目指していきます。
今後、さらなる動乱の波にもまれることや、天災が降りかかる可能性もあるでしょう。 いまより厳しい状況下に置かれる可能性は否定できません。 しかし、困難な状況下においてもサステイナブルな社会を実現していく必要があります。
我が社はいかなる困難や変革にも対応できるような強固な基盤を築くとともに、 技術の研鑽に励み技術革新を行い、常に時代の最先端を走り続ける努力をする所存です。
代表取締役社長