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- 事業内容

事業内容- PCグラウト調査-


  • PCグラウト調査とは

    ポストテンション方式で製作されるプレストレストコンクリートの、シース内部のPCグラウト充填度調査の事である。

  • PCグラウトの必要性

    PCケーブルのシース内にPCグラウト充填不足部分が存在すると、その部分へ雨水や海水あるいは凍結防止剤を含んだ水が浸入することにより、PC鋼材が腐食し最終的に破断に至ることがある。

    PCグラウト充填不足が原因でPC鋼材が腐食し破断する場合では、破断時の衝撃エネルギーによりコンクリートが剥落する事例も報告されている。このようなケースは、部材の耐力低下につながるばかりでなく、構造物の立地条件によっては第三者に障害を引き起こす可能性がある。※1

    PCグラウトは、PC鋼材とコンクリートの一体化を図ることおよび、PC鋼材を腐食から保護する役割を果たす。PC橋の健全性(内部PC鋼材)を評価し、維持管理を効率的に進めていくためには、PCグラウトの充填性を調査する必要がある。

  • 調査を検討すべき損傷例
    • 初期点検時:
      PCケーブルに沿ったひびわれ
    • 定期点検時:
      PC部材に発生する曲げひびわれやせん断ひびわれ
      PCケーブルに沿ったひびわれ、漏水、エフロエッセンス
      施工目地からの漏水
  • 調査方法
    1. <インパクトエコー法>

    測定対象の直上で打撃などにより弾性波を入力し、そこに発生する縦波共振、すなわちエコーを振動センサ等で測定する手法である。

    2. <衝撃弾性波法>

    測定対象とする横締めの片側の定着部から弾性波を入力し、シース内のPC鋼材を伝達してもう一方の定着部から得られた波形を観察して、PCグラウトの充填状況を推定するものである。

    3. <X線透過法>

    X線を構造物に照射し画像処理された透過画像からPCグラウト充填の有無を判断する方法である。

    4. <直接削孔法>

    ハンマードリルを用いて小径の穴をシースにあけ、シース内部のPCグラウト充填度状況の確認を直接目視によりPCグラウト充填状況及び腐食状況を確認する。

    ※1 「2013年制定 コンクリート標準示方書[維持管理編:標準] 10章(ii)p.98」    「PCグラウト調査」に関する詳細につきましては、お問い合わせください。